じみんけんせいくらぶ

2002/12/16~2010/06/02: *県議会会派

[政党・会派] [政党・会派一覧(一括版)]
★概要 2002茨城県議選後に中村喜四郎系議員が結成した茨城県議会の保守系会派。 中村は自民党所属の衆議院議員だったが、1994年にゼネコン事件で逮捕され離党を余儀なくされた。 中村が県内の実力者だったため、自民党茨城県連は1996総選挙では無所属で出馬した中村を支援したが、2000総選挙では中村の不支持を決定。党中央が県連の公認申請を認めなかったため県連推薦となったが、対立候補を擁立して中村と対決した。しかし5名の党所属県議が造反して中村を支援し、総選挙では中村が当選したため、総選挙後には県連と中村支持派との対立が深まった。 2002県議選では県連は造反議員を公認せず、一方で中村は自身の秘書を県連会長の山口武平の選挙区(1人区)に出馬させたことで、全面戦争が勃発。 選挙の結果、中村派の現職5名は全員が当選したが、山口県連会長も当選。選挙後には中村派県議5名は総選挙での造反などを理由に離党勧告を受け、それを拒否したため党を除名された。 このため除名された5議員は保守系無所属2名を加えて計7名で県議会会派の自民県政クラブを結成した。 中村は2003年に最高裁で上告が棄却されたことで実刑判決が確定し、衆議院議員を失職。2004年には刑期を満了したが、県連との対立で復党が許されず、2005総選挙では無所属で出馬して再び自民候補と対決した。県政クは一部議員の後援会で実刑判決を受けた中村への批判があったため会派としての中村支援を打ち出せなかったが、ほとんどの議員が中村を支援。中村は公明党の支援も受け、議員に復帰した。 2006県議選では自民県政ク所属の現職議員は6名中4名の選挙区で自民から対立候補を擁立されたが、落選は1名のみで、選挙後には5名で県議会会派を再結成した。 以後の総選挙でも中村は自民候補を破って当選を続け、中村系県議・候補者も自民には入復党できないまま県議選では無所属で出馬したが、常に4~5議席を獲得し、選挙後には県議会会派として自民県政クを結成し続けた。 長らく県連を支配してきた山口は2009総選挙/県知事選での敗北で退任し、2010年には議員を引退。この結果、県連の体制は大きく変わったが、依然として山口の影響力は大きく、中村系との対立は継続。このため中村は次第に野党へと接近し、2016参院選では自民県政クと共に民進公認候補(藤田幸久)を支援して自民県連に対抗している。 しかし2017県知事選では中村派が支援した現職の橋本知事が自民が擁立した大井川に敗れたため県政での影響力が低下。一方で、中村は反自民の立場を明確にすると共に息子(中村勇太)への世襲への動きを強め、勇太の県議選出馬準備を開始した。しかし勇太の出馬選挙区(古河市)は県政ク結成時からのベテラン議員(江田隆記)の選挙区にも関わらず、江田にも自民県政クにも一切相談が無かったため、ほとんどメンバーが猛反発。このため2017総選挙では自民県政クの多くが中村への支援を拒否する事態となった。 中村は2017総選挙で当選した後には民主系会派に参加し、2018県議選の古河市選挙区では自民県政ク結成以来のメンバーである江田を支援せずに勇太と共産党候補を支援。選挙の結果、勇太は初当選を果たしたが、江田は次点で落選し、中村は自民県政クのメンバーの強い不信を買った。 選挙後には再選された4名で自民県政クを再結成したが、勇太はどの会派にも入らず無会派となっている。 中村との関係が悪化する一方で、山口が2018年に死去するなどの環境の変化で、自民県連との関係は改善へと向かい、選挙区での競合も解消したため、自民への復党が囁かれたが、臼井平八郎は依然として中村と近い関係にあり、2019結城市長選では前回支援した現職を支援せずに民主系議員と共に中村系の新人候補を支援した。 しかし市長選では自民系の新人候補が勝利し、選挙直後には半村と川口が会派を離脱したことで議員数が2名となり、県議会での代表質問権を失った。会派結成時からのメンバーで会派代表を務めていた半村が退会したため、新たな代表には臼井が就任している。 2020春には飯田智男が7月の常総市長選への出馬を表明して県議を辞職したことで所属議員が1名のみとなり、茨城県議会は交渉団体を2名以上と定めているため、自民県政クの会派は自動的に解消された。 一方で茨城県議会は政務活動費を受給する団体としては一人会派を認めているが、最後の一人となった臼井は一人会派として「うすいの会」を届け出たため、自民県政クラブの名称は茨城県議会から完全に消滅している。
★県議会勢力 2002県議選後: 7: 2006県議選後: 5: 2010県議選後: 4: 2014県議選後: 5: 2018県議選後: 4: 2019/08/05 : 2: 代表質問権喪失 2020/06/02 : --: 会派解消
★議員 02 06 10 14 18 移 ---------------------------------------------------------------------------------------------------- 江田 隆記 古河市 ◎ ◎ ◎ ◎ × - # 2018落選 臼井 平八郎 結城市 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ # *最後の一人 染谷 清 筑波郡 ◎ × - - - - # 2006落選 森田 悦男 猿島郡 ◎ - - - - - # 2006選挙前に退会→自民 半村 登 猿島郡 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × # 2019退会→自民 長谷川 典子 水海道市 ◎ ◎ - - - - # 2008辞職=常総市長選挙出馬(自民推薦)→当選 川口 三郎 北相馬郡 ◎ ◎ - - - - # 2007死去、茨城7区外 飯田 智男 常総市 - - ◎ ◎ ◎ × # 2020辞職=常総市長選出馬 川口 政弥 取手市 - - * ◎ ◎ × # 2011途中参加、川口三郎の息子、茨城7区外、2019退会→自民 ----------------------------------------------------------------------------------------------------