みどりのとう
(緑、三橋派緑の党)
Green Party
1981/12/24~現存

[政党・会派] [政党・会派一覧(記事リスト)]
*1992/11/25に「緑社会党(Abb.緑の党)」へと改称したが、1993総選挙後に元の党名に戻している
★概要 1981年に三橋辰雄を中心として結成された新左翼/カルト政党。 三橋は戦後、ソ連抑留から帰国後に教師となり、日教組の影響を受けて共産党に入党するが、1960年代に離党して独自の教育団体を結成。1970年代には日本労働党に参加したものの、1981年に独立して「緑の党」を結成した。 公式には対馬テツ子が党首となっているが、事実上の指導者は三橋で、彼は死後も党の精神的支柱となっている。 "緑"の名を関しており、公式サイトや機関紙でも環境問題を積極的に取り上げているが、本質的には環境政党では無く、出自的には新左翼政党だが、三橋への個人崇拝的な面が強く、カルト政党に分類されることが多い。 類似の「緑の党」と区別するため、公式な呼称ではないが指導者の名を採って「三橋派」という名称が付加されることがある(「緑の党(三橋派)」「三橋派緑の党」など)。このブログでもこの呼称を使用することがある。 1992年に「緑社会党(Abb.緑の党)」へと改称しているが、まもなく元の党名に戻している。ただし改称時期でも通称として「緑の党」を使用した。 党の思想は、一般的には日本労働党と同じく毛沢東主義とされており、かつては、毛沢東主義を信奉する民主カンボジアのポル・ポト派を絶賛し、反対派を大量に粛清した事件をブルジョア勢力の捏造だと主張していた。 他の新左翼系団体と同様に共産党と対立していたが、出自の労働党以上に日本共産党を激しく攻撃していたため、共産党から名誉毀損で訴えられたこともある。 一時期は党名を緑社会党へと改称していたように緑社会主義を唱えることもあったが、フセイン政権下のイラクを緑社会主義国と呼ぶなど、一般的に使われる緑社会主義とは異なる思想になっている。 その一方で、共産主義や新左翼運動とは無関係な三橋独自の思想が色濃く反映されており、三橋ら党幹部が古代の大和朝廷に虐げられた部族の末裔だと自称したり、ユダヤ陰謀論・現代医学の否定など荒唐無稽な世界観や疑似科学を信奉したりと、実態としてはカルト政党だと云われている。 国政選挙では1989参院選などで候補を擁立して、いずれも泡沫レベルで当選者を出せなかったが、大田区議選では野呂恵子が1999年以来6期連続で当選している。 三橋が弘前大学に拠点を作っていたことと教師出身であることから、弘前大学を中心に青森県関係の教育者が多く、国政選挙の候補者は全て青森県関係者で、野呂も青森県出身・弘前大卒業の(元)教職だった。 2001年に三橋が死去した後はサークル的な存在となっているといわれており、以前のような激しい共産党批判は影を潜め、民主党系や社民党系の団体とは共闘することもある、 太田区議会では野呂が立憲民主党と生活者ネットと共に統一会派を結成している。またメンバーの中には山口二郎らが結成した市民連合に参加している者もいる。 詐欺募金団体として広く認識されている「日本ボランティア会」(1990/07/19政治団体届出)には緑の党の関係者が関わっており、2000年代初頭にメディアが強引な募金手法や募金の使途への疑惑を取り上げるようになる前は、緑の党などの関連団体へ多額の寄付を行っていた。 マスコミからの批判を受けた後は政治資金収支報告書の記載では緑の党などへの寄付は無いことになっているが、同時に個人からの寄付収入が激減するなど不自然な点が指摘されている。また、そもそも集めた募金の多くが報告書に記載されていないのではないかとの疑惑がその後も度々報じられている。同じく関連団体の「緑フォーラム」(2000/11/16政治団体届出)にも同様の疑惑が指摘されている。 2021末に野呂恵子が死去したことで全国唯一の議席を失った。2023統一地方選では、大田区議選で野呂の後継者として出馬した安田雄一郎が前回の野呂の得票を大きく下回る票しか獲得できずに落選している。板橋区議選でも昔からの幹部の渡辺千鶴が出馬し、(元)民主党国会議員の山田正彦からも支援を受けていたものの落選した。
★役員
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党首: 対馬 テツ子
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*実質的な指導者は三橋辰雄(2001年死去)
★選挙歴
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1989参院選:  0/13:  121248  0.22% # 比例区得票、比1選12
1990総選挙:  0/ 1:                # 東京06
1993総選挙:  0/ 1:                # 東京10、@緑社会党(Abb.緑の党)
1996総選挙:  0/ 1:                # 東京17
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*党首の対馬は1980総選挙では日本労働党からの出馬歴がある *緑社会党(Abb.緑の党)は()部分も含めて正式名称だと思われる "Abb."は"abbreviation"(略称)の意味だと思われるが不詳 *かつては東京都の地方選挙にも多数の候補者を擁立していた 野呂恵子は1999年に大田区議に初当選し、2021年まで継続して議員を勤めた、2021/12/22死去
★候補者
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◇1989参
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比例  : 対馬 テツ子   # 
北海  : 山下 恵美子   # 
青森  : 高田 亮子     # 
宮城  : 平野 徳雄     # 
埼玉  : 品川 喜代子   # 
千葉  : 小田桐 朋子   # 
東京  : 野呂 恵子     # 
神奈  : 荒木 秀子     # 
愛知  : 荒田 孝子     # 
京都  : 松井 千佳子   # 
大阪  : 渡辺 千鶴     # 
福岡  : 和田 江美子   # 
沖縄  : 浜田 恵子     # 
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◇1990衆
東京06: 品川 喜代子   # 
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◇1993衆
東京10: 小田桐 朋子   # @緑社会党(Abb.緑の党)
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◇1996衆
東京17: 品川 喜代子   # 
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★党員数@政治資金収支報告書 *緑党: 緑の党の党員数 *日ボ: 日本ボランティア会の会員数 *緑フ: 緑フォーラムの会員数
       緑党  日ボ  緑フ
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2000:  不明   452   390
2001:  5190   463   451
2002:  5215   478   462
2003:  5011   421   443
2004:  4810  不明   456
2005:  4520   495   434
2006:  4531   502   442
2007:  4550   510   461
2008:  4184   520   472
2009:  4025   481   451
2010:  4016   472   428
2011:  4003   453   442
2012:  4085   441   482
2013:  4032   458   491
2014:  4021   452   497
2015:  4010   437   482
2016:  4003   441   413
2017:  3895   424   406
2018:  3871   416   402
2019:  3880   404   405
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*1999年以前は不明 *定期公表分に載っていない年は「不明」と記した
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