[政党・会派] [政党・会派一覧(記事リスト)]
★概要
1994年に自民党を離党した議員が結成した保守政党。
細川首相の辞意表明後、連立グループの一部は首相候補として自民党の渡辺美智雄を擁立することで自民党の再分裂を図った。渡辺もこれに乗り気になって自民党離党を表明したため、自民党内の政策研究会「リベラルズ」の柿沢弘治ら主要メンバーはこれに呼応し、渡辺新党を標榜して「自由党」を結成した。
渡辺が結党直前になって自民党離党を撤回したため自民党外に取り残される形となったが、自民党の大きな再分裂が起きなかったことで連立グループと自民党の間でキャスティングボードを握れる立場となった。
結党時に双方に等距離で接すると声明したこともあって、連立グループだけでなく離党した自民党からも協力を求められたものの、元々が連立グループによる渡辺離党工作の結果として結成されていたため連立グループに近い立場を採り、首班指名選挙では連立グループの要請を受けて羽田孜に投票し、その直後には衆議院で連立グループの新生・日本新・民社・改革の会の各党派と共に統一会派「改新」を結成した。
しかし、与党統一会派に反対していた社会党が抜き打ち的な「改新」の結成に激怒。さらに、自由党の柿沢党首が連立グループ内の手続きを踏まないまま首班指名直後の与党党首会談に呼ばれていたことも社会党の怒りに油を注ぎ、社会党はその日のうちに連立離脱を表明した。
このため、連立グループ内での自由党の存在価値が高まり、柿沢党首は羽田内閣で外務大臣に就任。その後、連立グループへの参加が正式に認められた。
連立グループ内では新生党の小沢一郎と距離を取っており、新生党に対抗する保守勢力の結集を目指して新党みらい・改革の会・高志会と共に政治グループとして自由改革連合を結成したが、自改連は各党派の意見が異なることが少なくなく統一行動を取れないことが多かった。他党からは連立グループの会議に自改連としてまとまって代表者を出すように求められることもあったが、自改連内の対立で実現できないままだった。
特に自由党は反小沢色が強く、さらに他党派のように反自民でもなかったため、次第に自改連内で孤立し、新進党結成が決まる頃に自由党は自改連から離脱している。
新党準備会や統一会派の「改革」にも参加したものの、新生&公明主導の体制や新・新党の反自民的な性格には批判的で、党として新進党への参加を決定したものの、佐藤静雄は新進党への参加を拒否している。
新進党結党前に行われた党首選では党として羽田孜を支持していたが、小沢が支持した海部俊樹が当選したこともあって、柿沢党首は結党直前になって個人として新党不参加を表明した。
1994末に連立グループ各党と正式に合併文書を取り交わし、新進党の結党に伴い解党した。
解党後、柿沢と佐藤と共に自由連合(1994)の結成に参加し、その後、両名共に自民党に復党。新進党に参加した5議員も後に全員が新進党を離党して自民党に入復党を果たしている。
★役員
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党首: 柿沢 弘治
代表幹事: 太田 誠一
政策担当幹事: 新井 将敬
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★会派 *衆議院のみ
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1994/04/21: 7: 会派結成
1994/04/25: --: 会派解散=改新の結成に参加
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★国会議員
解党後 1996総選挙
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柿沢 弘治 東京06 # 自由連合 ○自民
太田 誠一 福岡01 # 新進党 ○自民
新井 将敬 東京02 # 新進党 ○M
佐藤 静雄 北海02 # 自由連合 ○自民
山本 拓 福井全 # 新進党 ×新進
米田 建三 神奈04 # 新進党 ○新進
高市 早苗 奈良全 # 新進党 ○新進
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*米田以外の5名は柿沢を筆頭として自民党を集団離党しているが、米田はその前日に1人で離党している
*高市のみ自民党からではなく無所属から参加
*自民党会派に所属していた青年自由党の中村力も会派結成に参加すると伝えられていたが、自由党会派結成当日に自民党会派を離脱しているものの、渡辺美智雄が離党しなかったため参加を取り止めている
★政権ポスト @羽田内閣
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外務大臣: 柿沢 弘治
北海道開発庁政務次官: 佐藤 静雄
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