しんとうみんしゃ
1994/12/--~1995/06/17

[政党・会派] [政党・会派一覧(一括版)]
★概要 1994年の新進党結成の際、愛知県の民社党が県内で組織を残すために結成した地方政党。 民社党は中央では新進党結成に伴い解散することが決定していたが、地方では小沢一郎の強権手法への批判や民社党を支持する宗教系団体との関係などで新進党への参加に不安を持つ党員も少なくなく、愛知県では1992参院選での新間正次の選挙違反を巡る内紛で1993政変の際に一部議員が離党して新生党に参加していたことから、離党者と新進党で再合流することへの強い反発も存在した。 さらに、翌1995年には統一地方選を控えていたことから、民社党が強かった愛知県では"新進党"よりも"民社"の看板の方が魅力的だとの考える者が少なくなかったため、新進党に参加する予定の者も含めて選挙対策政党として独自の地方政党結成の動きが起こった。 民社系勢力を温存する組織として民社党愛知県連を愛知県民社協会へと衣替えすることが既に決まっていたが、民社協会は残務処理のための団体とされていたため、選挙のための地方政党として別に「新党民社」を結成した。 民社党が統一地方選での日本新党との選挙協力を決めていたことから、日本新党の立候補予定者の一部も新党に受け入れている。 1995統一地方選では、新進党や公明と選挙協力を行って、県議選3名・名古屋市議選9名などの当選者を出し、名古屋市議選では新進党に移籍した議員を除いた現有議席を上回り、新進党と互角の議席を獲得した。 新進党への参加を拒否した塚本三郎らも参加しており、選挙で結果を出したことで選挙後には党の存続を求める声が上がったものの、多くの者が新進党に入党していることや、民社党を継承する全国組織として民社協会が存続することもあって、当初の予定通りに選挙後まもなく解散した。 しかし、その後も愛知県の民社系勢力は新進党へは完全に合流しないままとなり、愛知県民社協会も当初の予定を変更して存続させることとなった。 この選挙で新党民社公認で当選した議員の一部もまた新進党会派への合流を拒否して、県議会では社会党と、名古屋市会では新党さきがけと、それぞれ統一会派を結成している。選挙直後の県議会では、民社系は自民・社会両党と組んで新進・公明両党と正副議長選出を争い、副議長ポストを得ている。 1998年の民主党結党後も存続していた愛知県民社協会は、2009年の民主党政権の誕生とその後の迷走により、民主党のより強い結束を求める声が強まったことから、2011年にようやく解散したものの、新たに愛知民社クラブを結成して実質的に組織を温存させた。さらに、民社党の最大の支持基盤だった旧愛知同盟も愛知友愛連絡会として、現在もなお存続している。
★役員 ------------------------------------------------ 代表: 岩見 昭三 *愛知県議 ------------------------------------------------