[政党・会派] [政党・会派一覧(記事リスト)]
★概要
2006年に滋賀県知事の嘉田由紀子を支持する一派が結成した滋賀県の地方政党。
嘉田が2006県知事選に出馬した際、嘉田と個人的に親しかった環境系NGO代表の小坂育子が自身の支持者ら共に嘉田の支援団体として「対話でつなごう滋賀の会」を結成。選挙後に地方政党へと発展した。
嘉田は選挙では公式に支持を受けた社民党の他に自民党の地方支部や民主党の一部からの支援も受けていたが、自民・民主両党の県連は対立候補を推薦していたため、県議会で純粋な与党議員は数名に過ぎなかった。
このため、県議会での多数派獲得を狙い、翌年の2007県議選での全選挙区で対話の会の公認候補者擁立を表明。公認・推薦候補には新幹線新駅やダム建設などの問題での政策協定を要求している。
しかし、県議会での過半数を得るだけの自派候補を集められないため、思想が近い民主党や社民党と積極的に協力関係を模索。社民党とは現職候補に対話の会の公認を与えるなど全面的に協力できた一方で、民主党は既に多数の候補者擁立を決めていたため交渉が難航したものの、競合しない選挙区では民主党の公認&推薦候補を支援した。さらに自民系からも推薦を求める候補があり、最終的に19名(公認9推薦10)を擁立した。
選挙では12名(公認4推薦8)が当選し、選挙後には公認候補を中心として県議会で会派「対話の会・びわこねっと」(5名)を結成。県議会での第1会派は自民党だったが過半数に満たなかったため、非自民勢力が協力して正副議長を独占し、対話の会は副議長ポストを獲得している。
県議会で多数派を握った嘉田県知事だったが、政策のブレもあって、野党の自民党だけでなく与党の民主党などとも時折衝突し、次第に県政は停滞した。
対話の会でも嘉田に対する対する批判が強まり、2009春には県議会会派から離脱者が出た結果、交渉会派の地位を失った。さらに、離脱者は自民党へと接近したため、非自民勢力は県議会で過半数を失い、直後に行われた県議会の正副議長選では正副議長ポストを失った。同時期には大津市議会でも対話系会派が解散している。
対話の会の影響力の低下により嘉田と対話の会は民主党との関係を深め、2009総選挙では、一般の会員に自民系もいるため、会としてはいずれの政党も支援しなかったものの、幹部は実質的に民主党を支援した。
しかし、民主党政権で民主党の支持が暴落したことで、嘉田は2010県知事選では民主党に支援を求める一方で支援形態を支持に落とすことを要請し、一方では自民党にも支援を要請して民主党候補の印象を弱めるよう努めたが、党からは自民系の会員が次々と離脱しており、前回は全面的な支援を受けた自民党近江八幡支部からも支援を受けられず、一時は嘉田県政を評価していた共産党も対立候補者を擁立している。
県知事選では嘉田が圧勝したものの、県議会運営に苦労していたため、2011県議選では県知事選での支援の見返りとして民主党と選挙協力を行うことで合意したが、民主党の支持が回復しなかったことで、嘉田は超党派を標榜して民主党との距離を取り始めた。2011県議選では民主党が対話の会の全候補を推薦したのに対して、対話の会は民主党候補の半数以下しか推薦しないどころか自民党候補1名にも推薦を出している。
選挙では公認候補は前回と同じく4名の当選だったものの他は支持1名の当選に留まり、民主党や共産党も惨敗したことで非自民勢力は県議会で過半数を大きく下回った。
県議選後、嘉田は県議会で過半数を占める自民党に譲歩した県政運営を行うが、コアな支持者ほど自民党と組むことへの反発が大きかった。さらに、2012末には嘉田が国政進出を目指して日本未来の党を結成したものの、突然の結党や小沢一郎と組んだことで内部から強い批判を受けた。未来の党は直後の総選挙での惨敗で消滅したものの、この影響で対話の会からは離脱者が続出した。
このため、2013春の組織改革で嘉田は相談役を退任。以後、対話の会は嘉田県知事支持を継続したものの個人としての嘉田とは一定の距離を採るようになった。民主党もまた嘉田が未来の党を結成したことを不満としており、嘉田は次第に孤立した。
このため、嘉田は2014県知事選には出馬せずに退任を余儀なくされたが、後継者として三日月大造を指名し、選挙での支援組織として独自に「チームしが」を結成。対話の会も三日月を支援して当選に貢献したが、以後、県内の非自民非共産勢力の中心はチームしがに移り、秋には県議会で民主党と対話の会がチームしが会派に合流したことで、対話の会は事実上、活動を停止した。
2015県議選でも対話の会としての活動は行われず、2015夏に正式に解散した。
★役員
代表
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2006/--/--: 小坂 育子
2006/--/--: 寺川 庄蔵
2010/--/--: 清水 鉄次
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*嘉田由紀子は相談役の肩書で参加していたが、2013初に退任している
★選挙歴
当/候: 選挙後の独自会派(議員数)
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2007滋賀県議選: 4/ 9: 「対話の会・びわこねっと」(5)
2011滋賀県議選: 4/ 8: 「対話の会・しがねっと」(5)
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・公式サイト *閉鎖
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