[政党・会派] [政党・会派一覧(記事リスト)]
★概要
1959秋に日本社会党を離党した一部の河上派議員らが結成した政治グループ/国会会派で、民社党の源流となった勢力のひとつ。
1959秋の社会党の内紛の際、河上派は西尾派に同調して党内野党を宣言していたが、党大会続開大会直前に西尾派を見捨てて執行部&左派に寝返った。しかし、河上派内にはこの対応に不満を漏らす者が少なくなかった上に、右派系労組の全労会議・総同盟や河上派が強かった東京都連の右派が西尾新党への参加を表明したことから、派内に離党の動きが強まった。
総評が関係の薄かった議員への選挙支援を約束するなど、河上派以外からも必死の慰留工作が行われたことで離党を取り止める者が相次いだものの、今澄勇ら10数名は慰留を拒否して離党。当初の想定より離党者が少なくなったことで、新党で西尾派と対等の立場に立てるだけの人数ではなくなってしまったが、西尾派に吸収されることへの警戒感から、西尾派とは別に民主社会主義新党全国準備会を結成し、院内会派も独自に「民社クラブ」を結成した。
最終的には西尾派と共に新党を結成する考えに変わりはなく、まもなく、西尾派(再建同志会/社会クラブ)と共に民主社会主義新党準備会を結成して独自の新党準備会は解散したものの、院内会派はしばらく別個に存在している。
その後も社会党右派議員に離党を呼びかけており、一定の影響力があると目されていた(元)首相の片山哲を取り込むことには成功したが、最終的に追加の参加者は4名のみだった。
年末の通常国会召集を機に社会クラブとの統一会派として「民主社会クラブ」を結成するために会派を解散した。
翌年には民主社会クが「民主社会党」へと発展している。
★役員
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代表: 今澄 勇
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★会派
衆 参
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1959/11/26: -- -- :参議院で永末英一が社会クラブに入会
1959/11/27: 10 -- :衆議院で会派結成、参議院では結成せず
1959/12/26: 14 -- :衆議院議員4名が参加
1959/12/28: -- -- :*会派解散
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*参議院では2議員のみだったこともあって、独自会派は結成されなかった
永末は社会党離党直後に社会クラブに入会しているが、島清は民主社会ク結成までは会派に所属しなかった
★国会議員
◇衆議院議員 *10+4名
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本島 百合子 東京03 #
菊川 君子 東京04 #
北條 秀一 東京07 #
門司 亮 神奈01 #
大野 幸一 岐阜01 #
田中 幾三郎 三重02 #
今澄 勇 山口01 #
受田 新吉 山口02 #
中村 時雄 愛媛01 #
木下 哲 大分01 #
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片山 哲 神奈03 # 1959/12/26入会
中崎 敏 島根全 # 1959/12/26入会
田万 廣文 香川02 # 1959/12/26入会
小牧 次生 鹿児02 # 1959/12/26入会
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◇参議院議員 *2名、独自会派は結成されず
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永末 英一 59京都 #
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島 清 56東京 #
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*参議院では2議員のみだったこともあって、独自会派は結成されなかった
永末は社会党離党直後に社会クラブに入会しているが、島清は民主社会ク結成までは会派に所属しなかった
コメント
コメント一覧 (3)
この当時の派閥の議員リストが出ている資料があまりなく、あっても民社党結党時期のものがあるかどうかわからないのですが、とりあえず手持ちの資料ですぐにわかるものでは、
「別刷国会便覧 第1集 (資料総集編)」 (日本政経新聞社)
という本に1960総選挙直後の派閥所属議員一覧が載っていました。
これ以前は派閥表が載っていないため、社会党分裂時の議員はわからないのですが、民社党結党後、初めての総選挙の直後であれば、ここから新人と元職を除くと西尾派に同調しなかった河上派議員がほんどわかるのではないかと思います。
ただし、この本でもこの頃は衆議院議員だけしか派閥表がないので参議院議員はわかりません。
これでよろしければ、書き写してもいいです。
遅ればせながら、1959年当時の社会党衆議院議員の所属派閥をまとめてみました。河上派以外の議員も含めていますので、河上派を抽出して御覧下さい。
なお、資料によって多少の異同があり、ここでまとめた所属派閥は複数の資料を参考にしていますので、あくまで参考とお考え下さい。